今年度最後の『育てにくさの正体』シリーズ第3弾‼
最終会は、当事者のママであり、坂出市発達障がい児(者)親の会/共同代表の、
土生奈加さんによるご自身の子どもさんとの、11年間の子育てをお話いただきました。
①生まれてから診断を受ける前まで(2歳)
②幼稚園入園から小学校入学まで
③小学校就学から現在
成長の段階を分けてお話いただきました。
初めての子育て、赤ちゃんのお世話ってこんなに大変なんだ、
ミルクの温度、短時間睡眠一つひとつが大変過ぎた。
今思えば、ミルクの温度も寝なかったのも過敏さが原因だった。
初めて、この子ちょっと心配?と感じたのが
母子手帳の記入欄に人見知りがありますか?に
うちの子人見知り全くない・・・。
1歳半で子どもと目が合わない。
ネット検索が始まり、言葉もゆっくりなこともあり
健診にて発達の様子観察が始まったとのことでした。
育てにくさは年齢を追うごとに増し、
土生さん自身がレスパイトするために福祉サービスを開始されたとの事でした。
集団に入ってからほかの子どもとの違いを感じ落ち込んだこともあったそうです。
でも周りの子どもの理解もあって、
子どもが子ども同士で成長する事も増えていかれたそうです。
土生さんは周囲に子どもさんの事を理解してほしいと考え、
子どもの質問や保護者へ子どもの苦手なことや今頑張ってることを伝えるようにされ、
その甲斐いもあったのか子どもたちも理解を深めてくれたとのことでした。
ただただ、上手くいったことばかりではなく、
理解なく、断られたりすることもあったそうです。
ただ、
子どもにとって幸せなこと
子ども自身が楽しいこと
を一緒に探した子育て。
周囲とは違うけれど、
この子にとっての楽しいを感じられることを大切にされていました。
1時間30分はあっという間に過ぎました。
どれも
これも
子どもにっとて
子育てにとって大切なお話をお聴きすることができました。
今日の話を聴いた方は
今日は子どもにやさしくできそうです。
貴重なお話。土生さんありがとうございました。